わたしはフリーランスのWebコーダーとして活動をしているのですが、可能性は高ければ高いほうがいいっていう観点でいつも行動するようにしています。
営業も色々なパターンを試してきたのですが、「そういえばフリーランス系のエージェントに登録したことないな」ってことで、片っ端から登録して試してみることに。
条件としては、以下のとおり。
- 在宅
- 受けたい仕事はHTMLコーディング or WordPress
- 時間は最大で週2
結果はタイトルどおりですが、在宅の仕事がそもそもないのと、たぶん求めているのはほぼプログラマーって印象でした。
各エージェントから断られた理由と、そこから考えられる求められている人物像、そして、じゃあエージェントに頼らずどう仕事を獲得するか、みたいなところを紹介してけたらと思います。

わたしは価値のない人間(はにわ)です (´;ω;`)ブワッ
各エージェントで断られた理由リスト
わたしの結論としては、IT系のフリーランスエージェントが関係を持っている会社のほとんどは、SE(システムエンジニア)またはプログラマーを欲しており、Web系の(ましてやコーダーレベル)の案件は、ほぼないのかと思いました。
(Web系の人の単価じゃ「仲介しても割に合わない」ってのもポロっとお話してもらえました)
断られた理由から分かることもあると思いますので、以下にまとめてみました。
レバテックフリーランス

東京・大阪近郊の企業内での作業案件(常駐案件)を中心にお取り扱いしております関係で、在宅案件のご提案が難しい状況です。
最初の返信のメールで在宅はないという返信が返ってきました。それならば、、登録の項目に「在宅」のチェックボックスを消しておいて、、と思ったのはここだけの話です。
Midworks

プログラミング言語がいくつか使えないと厳しいですね。そもそもクリエイティブ系の会社の付き合いは少ないです...
Web系はそもそも少ないということが聞けてよかったと思いました。ただし、断るための方便の可能性もあるので真意は知るすべはないかもしれませんが…
ギークリー

【週5日常駐】業務による【業務委託(準委任契約)】案件がメインとなります。
断られたのはなく、メールに以下の文があったので、その後に進むのを止めた感じになります。職務経歴のフォーマットを見て、自分じゃ絶対に紹介されるレベルの経歴じゃないと感じたのもあります笑
クラウドテック
→ クラウドテック

弊社案件ですと、ご経験が2年以上の案件がほとんどでございます。
経験年数で足切りされた感じでした。
アプトリー
→ アプトリー

複数の言語が扱える人が優先しているので難しいかと思います。
「WordPressはできて当たり前で、他にもプログラミング言語が扱えないと紹介しにくい」といった感じでした。企業側からすると、WordPressはプログラマーとして優しいめの案件なので、お互いの相性をチェックし合う触りみたいな位置づけのようです。
フリーランス系のエージェントに向いている人
わたしの立場と断られた理由から、フリーランス系エージェントに向いている人が分かってきました。ざっくりいうと、「客先で即戦力でバリバリ働けるプログラマー」ですかね。
週5フルでの客先常駐が希望
エージェントが提携している会社のほとんどは週5フルでの客先常駐という感じでした。フリーランスと言う名の派遣のような形態です。
「それってフリーランスでいるメリットある?」みたいな印象を持つのですが、たぶん単価が高く仕事を選べるというのがメリットなのかなと思います。
自分の中でのフリーランスのメリットって、決まった時間に起きなくてもいいのと、働く時間や量(休憩する時間や量)を自分で決められるっていうのがあると思っています。なので週5フルだったらフリーランスのメリットが一つもないと自分としては感じてしまいました。
実務経験が2年以上ある
これは仲介業者(エージェント側)の立場で考えれば理解しやすいと思います。
(スキルはどうあれ)経験がほぼない人より、実務経験が5年とかある人の方が圧倒的に「会社に紹介しやすい」っていうのは想像しやすいはずです。
あとは、「〇〇のプロジェクトの経験がこれだけある!」みたいなのも大事なんだと思います。エージェントから渡された職務経歴書ってプロジェクト単位に項目記載するようになっています。この職務経歴書を見て自分の「経験のなさ」に悲しくなり、送らずにそっとメールを閉じたエージェントもいくつかありました笑
実務経験で足切りされると同時に、記載できるだけのプロジェクト経験が豊富かどうかも見られるポイントだと思います。
プログラミング言語を複数扱える
「クリエイティブ(Web系)もあります」って表記しているエージェントでも、よくよく聞いてみると「Web系の会社はほぼ扱ってないですね」って回答があったりしました(断りやすくするための方便かもしれませんが・・・)
求めているのは主にプログラマーで、特に複数言語が扱える人。これは色んな会社に柔軟に当てはめていけるからでしょうね。
「WordPressができます」って伝えると、必ず「他の言語は使えますか?」って聞き返されます。「使えないです」って回答すると、「じゃあないですね」って感じで終わるパターンがほとんどでした。
複数のプログラミング言語が扱えると紹介してもらいやすくなるかと思います。ただし、これはもはやプログラマーですが。
在宅で仕事したいなら自分で仕事を掴め!
ということで、実務経験(プロジェクト経験)がほぼないWeb系はフリラーンス系のエージェントを使ってもあまり意味はないのかなと思いました。
わたしみたいな、「常駐は嫌だ」「週5は嫌だ」「プログラミングできない」「実務経験ない」みたいなフリーランスは、エージェントに頼らずに自分で仕事を獲得する必要があるのかと思います。
(こう並べてみると、よくフリーランスしてるなって感じですが笑)
大丈夫です。これだけエージェントに断りまくられているわたしでも、必要としてくれる人はたくさんいて、生きていくだけのお金は稼げています。
エージェントに頼らないわたしの営業術は以下の記事でまとめているので参考にしていただければと思います。

おわり
エージェント側の立場で考えれば、わたしみたいなスペックの人は断りたくなるのも分かります。
ただ、これで「自分の価値はゼロだ・・・」って思うのではなく、「必要としてくれる人とマッチングしていないだけ」と考えるようにしてください。
(エージェントの紹介料としての数百万が自分に上乗せされて判断されていることもお忘れなく)
今回の経験からWebコーダー(WordPressができても)がエージェント経由で在宅の仕事を受けるのは難しいという結果となりました。
ということで、頑張って自分で仕事を探しましょう(無責任)
もし「うちはWeb系の在宅案件ありますよ!」ってエージェント様がいらっしゃいましたら、ほぼ確実に当ブログで紹介させていただくと思いますので、ご連絡いただけますと幸いです!