今はフリーランスのわたしですが、かつては週5で勤務しながら副業でも月20万ほど稼いでいました。とにかく意識していたのは副業するための時間を確保することです。
スキマ時間にちょっとやろう、程度じゃ20万という数字は中々難しいと思います(少なくともわたしの場合…)
「時間がない」じゃなくて「時間をいかにして作るか」を意識しないと時間は一生作れません。
この記事では「時間がない…」とお困りの方に向けて、わたしが意識してやっていた時間の捻出術をお伝えします。副業に力を入れたい方はぜひ参考にして、副業しまくっていただけたらと思います!
目次
副業の時間を作るために意識したこと
わたしが副業の時間を作るために意識したことをまとめました。下っ端の作業員だからできるってことばかりです。個人的には「管理者(職)には絶対になるまい!」って意識で行動してました。
常に効率化を意識する
会社というものは、単純作業で溢れています。日報、業務報告、勤怠管理、エクセル管理、メール、チャット、などなど。
単純作業っていうのは、基本的には効率化できます。ルールが決まっているものは、システマチックに運用できるのです。
(AIに奪われる系のタスクですね)
- 雛形作っておけば楽にならないだろうか?
- 何かのツールで代替できないだろうか?
- この操作のショートカットはないだろうか?
- VBAでシステム化しておけば楽にならないだろうか?
みたいなことを常に意識するわけですね。「この作業面倒だな」「あれ、いつもこの操作してね?」みたいなものは時短のチャンス!代替策を考えましょう。
あとは、社内のメンバーと時短のための意見交換みたいなのをするといいですね。自分の脳内にないことって調べようもないので、自分は知らないけど誰かが知ってて「実はめっちゃ早くできる!」みたいなことって意外と出てきたりします。
社員の時短って会社としての課題だったりするので、こういう活動は評価されたりします(副業の時間を作りたいだけなのに笑)
無駄な交流は避ける
社内にはいくつかのイベントがあると思います。代表的なのだと、飲み会や部活でしょうか。
なにかにつけて飲み会は開催されますね。交流の場として仕事以外で話すことはめっちゃ大事だと思います。人となりが分かると、仕事しやすかったりするので。
とはいえ、飲み会は参加すると2時間くらいは拘束されます。しかも飲んだ後って仕事できない(わたしの場合)
2時間って、簡単なブログ記事が1本分が書けちゃうくらいの時間です。その飲み会の重要度と副業や勉強に当てられる時間とを天秤にかけて参加するかどうかを決めるといいかと思います。
誰かの悪口を言うだけの飲み会とかマジで意味ないですからね。
管理者にはならない
新卒で入った会社は、わたしが資料作成 → 先輩がチェック → 上司がチェックみたいな流れでしたが、わたしの作業が遅いと、後ろもどんどん遅くなるんですよね。
わたしの提出が定時後になっちゃうと、先輩のチェックも必然的に定時後だし、上司も定時後(ハンコ押すだけですが)ってなります。こういう姿を見ていて、申し訳ない気持ちとともに、管理者って面倒くさいポジションだなって思うようになりました。
管理者でも時間管理が上手い人もいると思いますが、作業者と管理者なら確実に作業者の方が時間管理しやすいはずです。
なので、会社では作業者としのプロを目指すという形で、時間のコントロールがしやすい方を選ぶようにしていました。
社内でポジションを取る
社内でポジションを取ることはめっちゃ重要だと思いました。「〇〇ならこいつ」ってポジションになれたら、とりあえず社内での居心地がいい。
我慢しながら仕事するよりは、気分良く仕事した方が業後の副業も捗るってものです。
ポジション取るメリットとしては、その仕事を任せてもらいやすいとういう点があります。会社に属しているとどうしても異動のリスクがありますが、ポジションが明確だとそれほど異動の影響は受けないかと思います(基本的にはその人の適材適所で力を発揮してほしいので)
精神安定のためにもポジションを確保しておくとストレス負荷が少なく仕事ができるはずです。
人に任せる
前述したとおり、わたしは作業者にコミットしていたので、1日の自分がこなせるタスク量はだいたい分かっていました。単純に〇〇の仕事なら△時間みたいな感じで計算できるので。
仮にキャパオーバーの仕事が溜まっていることもあります。そういう場合は「残業して自分で対応しよう!」ってするのではなく、チームのメンバーにお願いするべきです。それが組織で働くメリットだったりもするので。
定時に間に合わないなら人に頼って終わらせましょう。
(逆に誰かが困っていて自分に余裕があったら助けてあげるとかバランスも大事です)
断る
人に頼る前に「断る」ということも大事だったりします。その日の内にできる量って定時までの8時間ですよね。8時間以上になりそうなら断るって選択をしないといけません。もしくは、「明日以降(○日まで)なら大丈夫です」みたいな感じで調整しないといけません。
前述したように社内でのポジションを取ると、精神的に楽です。頼られるようになるので承認欲求も満たされます。ですが、お願いされる量も増えます!
自分の作業時間を把握しつつ現実的な日程で調整しないと、ポジションを取ったがためにめっちゃキツイ・・・、みたいな状況になってしまうので注意しましょう。
副業時代の1日の流れ
参考になるか分かりませんが、副業していた時の一日の流れを紹介したいと思います。
めっちゃザックリですが、、、
- 8時 ~ 9時 → 副業のメールチェック・返信
- 9時 ~ 18時 → 本業
- 20時 ~ 24時 → 副業 or 勉強
お昼休憩とかに副業の仕事する人もいますが、わたしはご飯時は全く仕事しないタイプ人だったので、普通にご飯食べてました。休憩時間にどうこうしようというよりは、ちゃんと定時に終わらせるということ意識すれば、業後の時間をたっぷり使えるはずです!
(返信の速さに取り憑かれていた時代は、トイレ休憩とかの時に返信したりとかしてましたが…笑)
※ あと土日は基本的には1日中やってました
現状に満足していたら副業は無理
ちょっと脱線して、マインド的な話です。
「時間がない」って言葉を発している人の根底には、「別に今のままでもそんな悪くない」ってのがあるって思っています。わたしもこういう言い訳を発するときって、こうなれたらいいなって思いながらも別に今のままでもそんなに嫌じゃない、って状態だったりします。
わたしは「サラリーマンとして働き続けるのは絶対にできない!」って本気で思っていました。本気で思っていたからこそ、サラリーマン以外でお金を稼ぐ手段やスキルを獲得するために、どうやって時間を確保するか考えながら行動できたんだと思います。
現状の「イヤ度」みたいなものを自分の心に聞いてみてください。別にそんなに困ってないならこの記事を読んだところで行動は変わらないかと思います。時間が経過していく中で、心の変化を待つしかないんだろうなって思います。
(さらに脱線すると、副業解禁が言われていますが、解禁されたところで副業する人の数ってそんなに増えないと思います。やる人は禁止されてようがやるので)
おわり
副業するための時間を捻出する方法を紹介しました。
わたしの場合ですが、
- 常に効率化できる箇所を探す
- 作業者としてのプロに徹する
- 無駄な交流は避ける
- 人に頼ったり、そもそも断ったり
ということを意識してました。
「副業する時間がない」と言っている割に、どうやって時間を確保しようか考えていない人はけっこう多い印象です。
この記事で参考にしてもらってもいいですし、日々のご自身の業務を洗い出して「どこを短くできるか」を考えてみるキッカケになってくれたら嬉しく思います。