WordPressで簡単メールマガジン!「Subscribe2」プラグインの使い方

WordPressでおそらく最もシンプルにメールマガジンを設置できる「Subscribe2」プラグインの紹介です。

投稿時に自動メールから、任意のタイミングでの一括送信など、シンプル設計で簡単に操作できるようになるので、メールマガジンをお探しの方はぜひ試してみてください!

目次

Subscribe2のインストール

プラグイン → 新規追加 → キーワード「Subscribe2」→ 今すぐインストール → 有効化

直接ダウンロードする場合はこちらから。
https://ja.wordpress.org/plugins/subscribe2/

登録フォームを設置

Subscribe2では以下のショートコードを追加するだけで使うことができます。超シンプル設計で使いやすいのが、これだけの人気プラグインになっている要因ですね。

[subscribe2]

こんな感じのフォームが表示されるようになります。

Subscribe2の流れ

Subscribe2は、「未承認 → 確認」という流れの管理方法になっています。

  • フォームからメールアドレスを入力して「登録」した時点でユーザー登録されます。その時のステータスが「未承認」です。
  • 登録したユーザー宛に確認メールが届きます。ユーザーが認証リンクをクリックすると「確認済み」となります。

ちなみにフォームから解約できるのは「確認」したユーザーのみです。

Subscribe2でできること

Subscribe2は大きくは2つのことができます。1つは投稿したタイミングでのメール通知。もう一つが任意のタイミングでの一括メール送信です。

投稿したタイミングでのメール通知

Subscribe2の基本機能が「投稿したタイミングでのメール通知」です。Subscribe2を有効化している時点で、この機能は有効になります(これをするために導入する部分もあるかもですが…)

メールのフォーマットについては、Subscribe2 → 設定 → 「メールテンプレート」タブから変更可能です。

任意のタイミングでの一括メール送信

そして個人的にありがたかったのが、好きなタイミングで一括送信できる機能です。承認したユーザー(もしくはWordPress登録ユーザー)に対して、一括で好きな文章を送信できる仕組みがあります。

Subscribe2 → メール送信 から送信先を選択して一括送信が可能です。

送信対象の投稿タイプを書き換える

通常だと投稿したタイミングでメルマガ登録者に一斉に通知が届くようになっていますが、この投稿タイプのの種類はカスタマイズすることもできます。

例えば、投稿時はメールを送らないようにしたりとか、任意のカスタム投稿タイプでも送信できるようにしたりなどが可能です。

s2_post_typesのフックを使って必要に応じて投稿タイプを変更してあげてください!

投稿時はメールを送らないようにする

function wbg_s2_post_types( $post_types ) {
	if ( is_null( $post_types ) ) {
		$post_types = array();
	}
	$post_types = array_diff( $post_types, array( 'post' ) );
	return $post_types;
}
add_filter( 's2_post_types', 'wbg_s2_post_types' );

任意のカスタム投稿タイプでも送信できるようにする

shopがカスタム投稿タイプの名前です。

function my_s2_post_types( $post_types ) {
	if ( is_null( $post_types ) ) {
		$post_types = array();
	}
	$post_types[] = 'shop';
	return $post_types;
}
add_filter( 's2_post_types', 'my_s2_post_types' );

登録に失敗する場合

登録フォームから「申し訳ございません。サーバーエラーが発生したようです。」と表示される場合があります。

s2_email_headersのフックに対して、FromReply-Toを再定義してあげれば無事送信できるようになります。

function my_s2_headers( $header ) {

	$header['From']     = 'test@example.com';
	$header['Reply-To'] = 'test@example.com';

	return $header;
}
add_filter( 's2_email_headers', 'my_s2_headers' );

(おまけ)Subscribe2の日本語化

日本語化してくれている人がいるのでありがたく恩恵を享受します。
subscribe2 v10.21の日本語化ファイルをリリースしました

展開したファイル「subscribe2-ja.mo」と「subscribe2-ja.po」をwp-content/languages/plugins/に格納してあげればOKです!

おわり

WordPressにメールマガジンが設置できるプラグイン「Subscribe2」の紹介でした!

シンプル設計で簡単に設置できるので、メールマガジンを設置したいと思っている方は、まずは「Subscribe2」を試してみてください。

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この記事を書いた人

WordPressが得意なWeb屋。HPcode代表。

300件以上のWordPressカスタマイズを対応してきました。SE → 農家 → アフィリエイター → Web屋。生まれは三重県。

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