コーディング外注で失敗しないためにコーダーを選ぶポイントと発注側が気をつけること

コーディングの受注も外注も経験しているわたしが、コーディング外注で失敗しないためのポイントを自分の経験を元にまとめました。

これから外注化を考えてる方や、次は外注で失敗したくない…って方は参考にしてご依頼いただければと思います。

なお、以下からご相談いただければ自分も対応できますし、自分以外の優秀なコーダーにお繋ぎすることも可能ですのでお気軽にご相談ください!
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はにわまん

個人的には「とにかく安いところ」って考えだと失敗しやすいと思います...

失敗しないためのコーダーの選び方

失敗しないためのコーダーの選び方からです。選ぶのは外注する人ですので、選ぶ責任っていうのは選ぶ側にもちろんあります。「この人なら大丈夫!」って思える人を選ぶことをおすすめします。
(最終的には感覚的な部分もあるかもです)

それでは、外注先を選ぶポイントです!

実績を見る

選ぶ上で最も大事なのはどういったコーディングができるかという部分です。平たくいえば、どれくらいのスキルがあるのか。それを知るには実績を見せてもらうのが一番早いです。

表示されているサイトからおおよそどういったサイトのレベルを表現できるかが直感的に分かるはずです。

そして、自分が依頼しようと思っているレベル感のデザインの実装が可能かどうかを測ることができます。

コードを見る

そして、HTMLやCSS、JavaScriptであれば、インターネット上からもソースコードを見ることも可能です。右クリック → ソースコードの確認から実際のコードを見てみるとコーダーとしてのスキルがおおよそ分かります。

タイトルタグの指定や、見出し構造が適切かどうか、HTMLタグは意味のある使い方がされているか、画像の代替テキストの設定有無、などなど。

参考として、自分が行っているコーディング後のチェックポイントになります。上記のような項目のチェックを行っています。
https://haniwaman.com/coding-test/

評判を見る

コーダーとしての評判が可視化されている場合は見せてもらうといいかと思います。他の人の客観的な評判というのは、大きな安心材料となります。

Amazonなどで商品を選ぶ際に口コミを確認するように、外注先を選ぶ上でもどういった評判の人なのかを確認するといいかもしれません。

自分も安心してもらえるように、自分への評判は可視化できるようにしています。
haniwamanさんの実績/評価

依頼側のポイント

次に依頼側のポイントです。自分も依頼する側と依頼される側の両方を経験してきて思うのは、思っている以上にこちらの意図は伝わりにくいということです。

指示を具体的にする

指示は具体的に、かつ分かりやすくする心構えが大事です。自分が意識しているのは、できるだけ視覚的に分かりやすくするということです。

動きの表現をしたい場合

例えば、サイトの中で動きを表現したい場合は、参考サイトのURLを貼って「このサイトの〇〇の動きと同様にしたいのですが、可能でしょうか?」という確認の仕方をします。

テキストだけだと認識のズレが起きやすいですが、実際の動きを参考にすることで認識のズレは起こりづらくなります。

場所は明確に指定

ホームページの場所の指示もテキストだけだと追うのが大変です。〇〇の見出しの上にある一番左の画像みたいなが続くと、ちょっと読むのが嫌になってきます。

やはり、こういた部分もビジュアル化して指示を出した方が分かりやすいです。例えば、AUNというツールを使えばサイト上の画像をビジュアル化しつつ該当箇所にテキストで指示を出すことができます。
AUN[あうん]|登録不要の修正依頼・指示ツール

以下のように視覚的に指示内容が理解しやくなるので、ぜひ導入してみてください!(以下の画像はAUNを使った例です)

デザインのレベル感を伝える

デザインカンプができていない状況でも、おおよそのデザインのレベル感を伝えるとコーダーは難易度を把握しやすくなります。

納期に間に合わない…」であったり、「デザインが再現できていない…」といったトラブルは、デザインのレベル感が仕事前にすり合わせできていない所にある可能性があります

見積もりしてもらう前に、デザインのレベル感の認識合わせをして、見積もりと納期の設定をしてもらうと、コーダー側はちゃんと対応有無の見定めができますし、依頼側は失敗のリスクを減らすことができます。

修正なのか追加なのか

おそらくトラブルとしてはコーディング後が多いような印象があります。「修正回数が多い」であったり「事前に言われていないことを後から言われる」など。

コーダーの納品物の流れとしては、一般的にはフィードバックで修正点をリストアップして、解消されるまで修正もらうというものがあります。その際に気をつけたほうがいいのが、これは事前に伝えていたけどできていない部分なのか、それとも、後から「これも入れなきゃ…」って追加した部分なのかという違いです。

コーディング外注者との関係は冷たい表現をすると、ビジネス的に繋がっているだけの関係です。要するに見積もりした時に決めた事が対応する全てになります。

「言われていたけど対応できていない…」って項目に対しては、もちろん外注先のコーダーさんは直してくれると思いますが、「事前に伝えていないけど、やってほしい」って項目に対しては追加の見積もりとなってしまうケースが多いので、ここは事前によく注意して指示出しする必要があります。

事前に伝える項目の例

事前に伝える項目の例としては、以下のようなことが挙げられます。

  • テキストはダミーテキストで後から差し替わります
  • 画像はダミーなので後から差し替わります
  • タイトル、ディスクリプションタグ、H1はまた別途指定するので設定をお願いいたします。

あとは、先ほど紹介したようなコーディングルールであったり、動きの指示なども、見積もり前に伝えるようにしましょう。

(おまけ)コーディング外注先まとめ

コーディング外注できる業者はわたしも含めてたくさんあります。この記事を読んでもらった方は分かると思いますが、価格だけで選ぶのは危険です。

価格も含めて、実績、評判などを総合的に加味して選んでみてください!
https://haniwaman.com/coding-price/

おわり

コーディング外注で失敗しないためのポイントを自分の経験を振り返りながらまとめてみました。

外注先を選ぶポイントとしては主には以下の3点があります。

  • 実績を見る
  • コードを見る
  • 評判を見る

発注者として気をつけるポイントは、以下の3点です。

  • 指示を具体的にする
  • デザインのレベル感を伝える
  • 修正なのか追加なのか

優秀なコーダーを選び、発注者も適切な指示を出すことで、失敗のリスクを減らしてサイトの制作が進められうようになるはずです!

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この記事を書いた人

WordPressが得意なWeb屋。HPcode代表。

300件以上のWordPressカスタマイズを対応してきました。SE → 農家 → アフィリエイター → Web屋。生まれは三重県。